ジャパンカップ② ～コントレイル～

陣営の歯切れがどうも悪いね。

「もう一段階上げていく」とか「遅れたのは不満」とか「少しずつ上向いている」とかね。「順調」って記事も見るけど、絶好調で挑むのは難しいのではないか？

やはり菊花賞→ジャパンカップのローテーションは厳しいのだろう。

このローテで勝った馬は過去20年でも2頭だけ。2001年ジャングルポケットと2010年ローズキングダムだが、後者については繰り上がりの1着。今のルールならブエナビスタの2着だろう。

さらに言うと、菊花賞を勝ってジャパンカップに直行した馬で勝ち馬はいない。

無敗の3冠馬という点でいえばシンボリルドルフ。歴代最強の一頭だが、菊花賞からジャパンカップに挑んだときは3着だったのだ。

それだけ菊花賞→ジャパンカップのローテは調整が難しいと言うこと。だからほとんどの菊花賞馬は有馬記念に直行する。

コントレイルは皐月賞、菊花賞では2着と接戦。絶対的存在では無いのだ。

サリオスも負けて強しな競馬ではあったがマイルCSで5着と奮わなかった。

今回はこのタフで厳しいローテで相手が8冠馬アーモンドアイと無敗の3冠馬デアリングタクトである。

唯一推せる点、ダービーの勝ち方は圧巻ではあった。コントレイルに賭けるとするならば、東京2400の適性に賭ける事になるだろう。

ただ、個人的に一番応援している馬ではある。